ペットロスとの葛藤
動物を飼って、別れを経験した事のある人なら経験があるだろう。
飼い始める時点で、お別れの日が来ると頭の隅に置いてはいたが、亡くなり方が酷かったせいか、どうにも立ち直れない。
年を取って、老衰して亡くなるのであれば少しは違うだろう。
自分自身の不注意で殺してしまい、突然の別れをしてしまったので、後悔と罪の意識に苛まれ続けている。この苦しみは全て自分が悪いとわかっているのだが・・・。
しかし、一番苦しく悔しかったのは、飼い主に殺されてしまったぴーちゃんだ。
どう謝っても嘆いても決して帰っては来ない。
この苦しみが、ぴーの命の灯が消える間際まで味わった苦しみの一部を共有しているのだと思い、苛まれ続けるべきだと思う。
他人に話すと、「鳥」というだけで、「それくらいの事で・・・」と笑われるが、犬も猫も鳥も、大切に育てると亡くなる時は同じ感情を抱くことを知ってほしい。
身体が小さいから軽くみられがちだが、小動物や観賞魚も哺乳動物と変わらないくらい賢く気高い生き物なのだ。
魂のサイズは同じなのだ。
他人の前ではメソメソできないから空元気で頑張っているが、私はもう暫く、ペットロスの苦しみを味わい続けるのだろう。