はじめての大阪
10月4日と5日、大阪に行ってきた。
本物のくいだおれ太郎さんと対面できてご満悦。
とんぼりクルーズというカジュアルに道頓堀川を行き来できるボートがあると知り、喜んで乗船した。
はじめての大阪なので、「大阪らしさ」を感じるために乗ってみた。
ボートには添乗員がついていて、日本語と英語を交互に使い案内してくれる。
このボートの添乗員さんは、心なしか関ジ●ニ●の村上氏似のお兄さんだった。
本場、大阪市民はこの観光アトラクションについてどう思われるかわからないが、九州の田舎の方から出てきた私は大阪の川沿いに建つ建築物の大きさとアーバンな雰囲気に圧倒していた。
ボートを降りたら、本場のたこ焼きを味わうべきと思い、道頓堀界隈を歩くとたこ焼き屋さんだらけで、どこも美味しそう。
何のこだわりもなく、たまたま目についたたこ焼き屋さんに入ってみた。
店の名前も覚えてはいない。
一皿で4種類の味が楽しめるお得なセットを注文した。
ここのたこ焼きは、とても好みのたこ焼きだった。店名を控えて来るべきだと後悔した。
外側はカリッとしていてタコは柔らかくて全く臭みがないし、中心の生地はグラタンを思わせる食感のとろみ。
九州にはこんなに美味しいたこ焼きは無い。(探せばあるかも。しかし出会っていない。)
その後、梅田界隈を散策したが、面白そうな商店がたくさんで、いちいち覗いてしまう。
食品サンプル専門店や、懐かしい感じのする喫茶店。何故か大阪にあるトルコアイスの露店。
もっとじっくりゆっくり散策したかったが、ホテルのチェックイン時間が迫っていたので、後ろ髪を引かれる思いで梅田を後にして阿波座のビジネスホテルへ向かった。
阿波座の駅に着いたはいいが、地図を見てもホテルの位置がわからない。しかし、道行く人に尋ねると、丁寧に教えて下さる。梅田界隈の散策の時も道を尋ねたが、普通の通行人でさえ嫌がらずに道を教えてくれる。大阪はなんて温かい人ばかりなのだろう。勝手に都会の人は冷たいと思い込んでいた自分を恥じる。
部屋に着いて着替えて、改めて服を掛けたハンガーをみたらドキッとした。
何だこの人が立っているようなリアルな存在感は。
勝手にツボったので写真を撮ってみた。
たまに家を離れて旅をするのはとても気分がいい。
お蔭でこの日の晩はゆっくり眠れた。