おもい出したこと diary

日々の出来事を記録する日記

カレー店の店員に心配される

 お気に入りのインドカレー店は、辛さが選べる。
そこでいつもMaxに辛いレベルの一つ下の辛さ「ベリーホット」を注文する。(もし辛すぎて食べられなかったら店に失礼だから最強より一つ下にする。)

いつもの店員さんだと普通に注文を取っていくが、その日は初めて見る若い男性店員がオーダーを取りに来た。

 

「ベリーホット」と指定すると、その店員さんは、「これ、かなり辛いですけど、大丈夫ですか?」
と心配してくれた。

 

「いつもこれだから。」と言うと、「本当にいいんですね?」と念を押して首をかしげながらカウンターにオーダーを告げにいった。

普通に食べ終えて、やっぱりここ以上に美味しいインドカレーは無いなと思いながら会計に行くと、オーダーを取った店員さんが再び

「辛さ、大丈夫でしたか?」
と心配してくれたので、

「はい、とても美味しかったですよ。」と言った。

 

すると、何だか言いづらそうにこう尋ねてきた。

 

「あの、お客さん、あんなに辛いのに味ってわかるんですか?」

 

などと言うので、
「辛いのと、味は別もので、ちゃんとわかりますよ。このお店のカレーは、よそのインドカレー店よりも美味しいですよ。」
と伝えると、店員さんが、

 

「ふぇぇーーー!!」

 

と、アニメか芸人のリアクションのような大げさな感嘆の声を上げていた。

 

きっとカレー店に似合わず甘党の店員なのだろうなと思った。(まかないカレーとか食べられないんだろうな・・・。美味しいだろうに。)

 

数か月後、その店に行ったが、甘党の兄ちゃん店員は見かけなかったので残念。